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~新渡戸記念の~              『言葉の院外処方箋』 樋野興夫センター長


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「言葉の院外処方箋」

第325回
人生の根幹 〜 読書遍歴 〜


2025年4月25日筆者は、病理医としての定例の病理組織診断業務を担当した。
【『病理学』 は 『形態』 、 『起源』、 『進展』などを追求する学問分野である。】&【病理組織診断は、『風貌を診て、心まで読む = 人生の根幹を追求する = 教育』でもある。 顕微鏡観察は、『がん哲学 = 癌細胞の病理と人間社会の病理 = 生物学と人間社会』の原点である。 病理学者が『がん哲学外来』(画像)を創設出来たのは ここにあろう!】を、何時も講演で語る。

4月25日【南原繁研究会「2025年度の総会及び研究会」】にZoom参加した。
プログラム
読書会 著作集三巻 報告者 村井洋
「自由主義の批判的考察」14~47頁
「新ヘーゲル主義の社会哲学」162~176頁
自由発表 南原研図書20 『政治と宗教』所収
篠崎恭久「宗教教育と公共性」  発表者 今井隆太
鈴木英雄「東大教養学部の教育」 発表者 大園誠

昨年(2024年)『南原繁(1889-1974)研究会創立20周年 & 南原繁没後50周年』で、筆者は【南原研究会の活動を振り返って:創設期の思い出を中心に】の発表の機会が与えられた。 この度(2025年)【『南原繁研究会創立20周年 & 南原繁没後50周年』『戦争と平和──南原繁再考(その2)』】が発行される。 2004年にスタートした南原繁研究会【初代代表:鴨下重彦先生(1934-2011:東京大学名誉教授、国立国際医療センター名誉総長)、第2代代表:加藤節先生(成蹊大学名誉教授)】の3代目の代表を、筆者は 2019年に仰せつかった。

19歳の時 京都で東大法学部の学生時代に南原繁から教わった人物に出会い 南原繁の全集を読み、新渡戸稲造(1862-1933)の全集も購入した。 南原繁は、内村鑑三(1861-1930)に深い影響を受けており、内村鑑三の全集も読むようになった。 新渡戸稲造と内村鑑三から強い影響を受けた矢内原忠雄(1893-1961)の全集も購入したものである。 筆者の読書遍歴は【南原繁 ―> 内村鑑三 ―> 新渡戸稲造 ―> 矢内原忠雄】の連鎖反応である。

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