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~新渡戸記念の~              『言葉の院外処方箋』 樋野興夫センター長


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「言葉の院外処方箋」

第397回
『生命現象から⼈間社会を学ぶ』〜『隙間に⽴つ勇気』〜

2026年4月11日【『がん哲学外来 市ヶ谷だいじょうぶ!カフェ』(代表者:田口謙治氏・担当者:田口桂子氏)】に赴いた(画像)。 今年は、5周年とのことである。 多数の参加者であった。 お母様がご逝去された『中学2年生の娘様と お父様』が演奏された。 大いに感動した。 娘様が、小学生に時、筆者は、お母様と個人面談をしたものである。 筆者は、講演では 複数の質問も寄せられた。 講演後、筆者は別室で、4組の個人面談の機会が与えられた。 会場で ニュースレター【『明日を考える会 〜 次世代の社会貢献 〜』第44号】が配布されていた。 筆者は、『明日を考える会 会長』として 下記の文章【『世渡りの道』 ~異なる者を容れる雅量~】が紹介されていた (画像)。

《⼈の体は⼀個の受精卵から出発し、細胞数 37 兆個と推定される。 細胞核内の DNAの総延⻑は 1200億km に及び、まさに太陽系(約100億km)を内包する 。『⼈体は 宇宙を内包している 』と言える。 DNA は 38 億年前から 5 千万以上の種を生み出してきたが、別のものに置き換えられたことはない。 ⼈間の臓器・組織は約200 種類。 これは世界の⺠族の数と同じであろうか︕︖ 【臓器・組織のいたわりは、世界平和の学び】となろう︕ まさに【生命現象から⼈間社会を具象的に学ぶ】である。

病理医は、形態&起源&進展を追求する。 病理組織診断とは『風貌を診て、心まで読む=⼈生の根幹』の追求である。 2008年1月、順天堂大学で『がん哲学外来』を始めたのは、病気と⼈間の『隙間に⽴つ』ためであった。『癌細胞の病理と⼈間社会の病理』を⾒極めることこそが『がん哲学の原点』であり、『病理医よ 大志を抱け︕』の心得である。

『生きている限り、⼈には使命がある』。 新渡⼾稲造は『世渡りの道』で『異なる者を容れる雅量をもたなければならない』と説いた。 相手を思いやる『慈愛の心』とは、この雅量に他ならない。 ⾼らかに理念を語る『⼩国の大⼈物 出でよ︕』の修練である。 幼年期、熱を出しては ⺟に背負われて、峠のトンネルを通って、隣村の診療所に⾏った体験が、今でも脳裏に焼き付いている。『隙間に⽴つ勇気』の確認である。『ビジョンは⼈知・思いを超えて進展する』ことを痛感する日々である。》 大変有意義な充実した貴重な5周年『市ヶ谷だいじょうぶ!カフェ』であった。 スタッフの皆様の『心温まる おもてなし』には、ただただ感服する。

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