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~新渡戸記念の~              『言葉の院外処方箋』 樋野興夫センター長


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「言葉の院外処方箋」

第420回
『故郷での学び』 〜 『他人の苦痛に対する思いやり』 〜

2026年7月29日 テレビ番組で 島根県の出雲大社が放映されていた。 筆者は『島根県から遣島使(島根と全国との『人と文化の掛け橋』)を委嘱されている。 『出雲大社(画像)は、縁結びの神で、全国の神が集まる』と謳われ、10月は『神在月』と呼ばれている。 筆者は、小学生、中学生、高校生、大学生の講義、市民公開シンポジウムでは、何時も 出身地 島根県出雲大社鵜峠(画像)を紹介する。 【今から1314年前、712年に編纂された『古事記』に登場する、医療の原点を教えてくれる大国主命の出雲大社(画像)から、8キロほど、峠を越えて美しい日本海に面した小さな村が、私の生まれ育った出雲市大社町鵜峠です。 隣の鷺浦地区と合わせて、鵜鷺(うさぎ)と呼ばれています。 713年に編纂が命じられたという『出雲国風土記』にも登場する歴史ある地です。】と話す。

『因幡の白兎』(画像)も語る。『古事記』の『因幡の白兎』に登場する大国主命の現代的意義については、【医療の発祥:『最も剛毅なる者は最も柔和なる者であり、愛ある者は勇敢なる者である』とは、『高き自由の精神』を持って医療に従事する者への普遍的な真理であろう。『他人の苦痛に対する思いやり』は、医学、医療の根本である。】と述べる。

『医療者の2つの使命』
1)『学問的、科学的な責任』で、病気を診断・治療するーー>学者的な面
2)『人間的な責任』で、手をさしのべるーー>患者と温かい人間としての関係

【『がん病理学』 は『がん』に関しての学問で、『形態』、『起源』、『進展』などを追求する学問分野である。 当然がん研究者だけのものでなく、一般社会の人々の為の学問でもある。 がん病理学者が『がん』 をどの様に考えるかは、とても大切なことである。 なぜなら『がん』に対する概念が世界観、人生観、ひいては日常の決断や行動をも時には決定するからである。『がん』の『起源』と『進展』を学ぶことは、ある意味では人生の意義と目的の『静思』へとも導くものと考える。 これこそ、『がん病理学者の社会貢献』である】は、故郷での学びが原点である。

7月30日は、千葉県 柏地域医療連携センターでの『柏がん哲学外来』(担当者;『がん哲学外来あびこカフェ』代表:中野綾子氏)に赴く。 既に3組の個人面談の予約が入っているようである。

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