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~新渡戸記念の~              『言葉の院外処方箋』 樋野興夫センター長


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「言葉の院外処方箋」

第398回
『病気や生死と向き合う』〜『がん哲学外来の心得』〜


2026年4月16日 羽田空港から札幌空港に到着した。 快晴であった。 札幌空港から電車で、札幌駅に向かった。 電車の中から、『雪の積もる山脈 と 畑の景色』を眺めて心が癒やされた。 そして、グランドメルキュール札幌大通公園での第115回日本病理学会総会(2026年4月16日~18日:『病理医よ 大志を抱けPathologists, be ambitious!)』大会長:田中伸哉 北海道大学大学院医学研究院腫瘍病理学教室・北海道大学病院病理診断科 教授)に出席した。 【北海道大学の前身の札幌農学校は1876年に開校しました。 その初代教頭ウィリアム・S・クラーク(1826-1886)博士は 第1期生に高邁な大志(lofty ambition)を説きました。―― 本総会が、若手を含めて病理学に携わる全ての研究者・診断医が 新たな志を抱く契機となることを祈念します。】と謳われている。 筆者は、2010年の『第99回日本病理学会総会会長』を仰せつかったもので『病理学は人生の原点』である。

病理学は【『臨床と基礎の懸け橋 =本質的な人間教育の見直し』】の実践であろう! 今回、西原広史先生(慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センター 教授)が、筆者の講演『がん哲学外来の教え』の座長をして頂く。 想えば、2013年北海道の帯広市の北斗病院で、西原広史先生の計らいで、講演の機会が与えられた (添付)。 2014年4月19日の十勝毎日新聞でも『病気や生死と向き合う 北斗病院で がん哲学外来』に掲載されたのが、鮮明に蘇ってきた。

筆者に強い印象を与えた言葉は、小学校の卒業式で、来賓が語った『ボーイズ・ビー・アンビシャス』(Boys, be ambitious)である。 札幌農学校を率いたウィリアム・クラークが、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている。 新渡戸稲造(1862-1933) & 内村鑑三(1861-1930)は、札幌農学校の2期生である。【新渡戸稲造は、アメリカに留学し 帰国後、母校である札幌農学校の教授に就任、教育と研究に勤め、また北海道開発の諸問題の指導にあたるが、体調を崩してカリフォルニアに転地療養をすることになる。 カリフォルニアでの療養中に書き上げ、刊行したのが『武士道』である。 内村鑑三の『代表的日本人』は、新渡戸稲造の『武士道』とならぶ、世界のベストセラーになった。】

4月18日午後は、『日本死の臨床研究会北海道支部』から講演『生きている限り、人には使命がある 〜 天国でカフェ〜』の依頼を受けた。 今回の『札幌の旅』は、忘れ得ぬ人生の良き思い出となろう。

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