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【特設コンテンツ】新渡戸に跳べ!


ページ内目次


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緊 急 発 信
—マッチングを目前に控えた全国の医学生のみなさんへ—

ごあいさつ

副院長/内科部長/
消化器内科部長/臨床研修責任者
山根 道雄

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会
消化器内視鏡専門医・指導医
日本消化器病学会関東支部評議員

脳神経内科臨床部長/
脳神経研究室(新渡戸脳研)室長
内原 俊記

日本神経学会専門医・指導医・代議員
日本認知症学会専門医・指導医
沖縄県立中部病院非常勤医師
日本神経病理学会理事
Acta Neuropathologica編集委員

新型コロナウイルスが席巻して実習や病院見学がままならないなか、臨床研修のマッチングの時期は刻々と迫っており、来年からの研修先をどう選べばよいか、例年以上に悩みや迷いの多い日々を過ごされていると思います。そこで当院では初期研修について、まずはネット上で少し踏み込んだ提示させて頂くことに致しました。研修先の選択肢の一つとして、ご参考になれば幸いです。考査・面接の以前に、事前にWeb上で個別に面談できる体制も可能な限り整備して参ります。メールでの御質問は随時受け付けていますので、下記までお願いします。(文責 山根 道雄)
お問い合わせ先はこちら

膨大な「知識」を再編成して臨床現場の「判断」に活かす

大学での実習自体が混乱しているなか、卒業試験・国家試験の準備は例年以上にストレスが多いと思います。苦労して医師免許をとった瞬間の一般的知識量は膨大で、指導医を遥かに凌駕していますが、現場では単なる「国試用知識断片群」に過ぎません。研修が始まるとそれを実感し、たとえば夜の救急室でひとり慄然とするのが普通です。
現場で個々の患者さんにあわせて「判断」するためには病歴、身体所見にはじまる臨床推論過程が必須です。「病歴を良く聴かねばならない」「丁寧に全身を診察しなければならない」等の話題が医学部実習等でもあったと思います。ではどのように質問すればよいか、どうやって診察をするのか、どのように診断にむすびつけるのか具体的に示されていたでしょうか?こうした臨床推論はよき指導医と一緒にベッドサイドで診察する経験を共有してしか身につけることはできず、初期研修の2年間はその姿勢を身につける最初で最後の時期です。当院では病歴と身体所見に基づく臨床推論の充実が初期研修の最重要課題と位置付けており、毎週内科カンファレンスにおいて新規受け持ち患者の発表を行っていただくとともに、病歴聴取、身体所見解釈に的を絞った研修医用の症例検討カンファレンスも週2回、朝に行い、臨床推論のコツを共有しています。

内科水曜カンファレンス

臨床推論秋山カンファ(火、金8:00)
行かなきゃ損です

この朝カンファレンスを主導する秋山秀樹部長(米国内科専門医、米国血液内科専門医)は教わる立場から教える立場まで臨床現場での豊富な経験があります。内科のあらゆる領域についての臨床推論の基本がこのカンファレンスでは示されます。また武井秀信部長(総合内科、循環器専門医)や内原俊記部長(総合内科、脳神経内科専門医)も参加し、多角的なコメントをしています
もし当院で研修されることになったら是非「一緒に診察して教えて下さい」と指導医にお願いして下さい。それは研修医の権利であり、研修病院はそれを保障する義務があると我々は考えています。じつは病院全体のレベルを高めるためにもそれは大きな意味があるはずです。
皆さんが大変な努力をして獲得された国試用知識断片群の量は膨大ですが、たとえ最新であっても、現場で使えないかぎり一杯に膨れ上がった倉庫にすぎません。そこで、臨床現場で必要な専門領域の知識を講義の形でも提示しています(水曜日17:00-)2020年度講義予定表。また英文の読み、発音に慣れて英語への苦手意識をなくすためにNEJMのCase Recordの読みあわせ会も行われています(水曜日8:00-)
(コンテンツ 1~5 文責 内原 俊記)

NEJM Case (水8:00)


2

中野総合力と主治医感

救急や当直でファーストタッチした患者さんが入院となった場合は、できる限り担当医として診断・治療・ケアを継続します。腎臓、神経、呼吸器、循環器、消化器、血液などの専門医が指導します。総合内科専門医の割合は内科医 26名中 14名と高く、専門分野の垣根を越えて互いに診療を補いあっています。研修で有名な大病院では専門家集団の独立性が高く、時に排他的になっている様子も聞こえてきますが、当院は異なります。全身を総合的に診ることは指導医にとっても難しいのは事実ですが、当院内科ではそれに向かって努力を続け「中野総合力」を高めようとしています。内科の研修医は担当患者について、水曜日午後の内科カンファレンスでプレゼンします。各領域の専門医が集うなかで、様々な意見が聞ける貴重な機会です。カンファレンスといえば、怖い先生から厳しい質問が飛んでくる病院もあるようですが、当院内科では現場に即した建設的な意見ばかりで、懼れることは全くありません。
初期研修医の2年間は主担当医となりますが、たとえ過失があっても責任を問われることはありません。この特権的な期間に「主治医感」をもって、患者さんについての「責任感」を自覚することが臨床研修の質を高めます。昨今の「はたらき方改革」は良い面もありますが、急性期病院で状態変化の大きな患者さんの命をひきうける医療現場で、誰の「働き方改革」をどこまで優先することが適正かは今後の問題かもしれません。時間外勤務について強制はしませんが、「主治医感」をもち「責任感」を自覚して研修をすすめるとすれば、自分はどういう医師になろうとしているのか、そのために今何をしようとしているか(何はしなくても良いのか)十分自分自身に問いかけた上で当院の研修に御参加下さい。

3

病理解剖とCPC: 看取りで医療行為は終わった死後も医学はつづきます

治療が奏功して退院できた場合だけでなく、不幸にしてお看取りになった場合は病理解剖をお願いしていただきます。
解剖のお許しをいただけた場合は、解剖に立ち会いCPCでは症例提示を担当します。

症状と画像を踏まえ、脳肉眼所見を観察

CPCの司会は高度の知識と経験を要するものとされていますが、当院では最も経験の浅い研修医1年目からCPCの司会を担当するという他院にはない試みが定着しています。あらかじめ臨床情報、病理所見を集めて問題点を整理し、議論をどう進めるかを相談した上で臨めば研修医でも立派に司会を務めることが可能です。その後、臨床・病理の要点をまとめた上で考察するのも司会の役割で、この「まとめ」は公文書としてファイルされ、御遺族などへフィードバックしています。こうして解剖を通して診断、治療を見直すことで、総合的な臨床力を更に高め、病院全体で共有することもできます。たしかに病理解剖のお許しを得るのは医師にも遺族にもストレスが多いことは事実ですが、取り乱している御遺族に向かって迷うことなく「病理解剖をさせて下さい」とお願いしてみることが医師として当然の役割で、例外は許されないとわきまえて実行できることも当院の研修目標の一つです。とはいえ、病理解剖のお許しが得られないこともしばしばあります。その時も「なぜ病理解剖のお許しがえられなかったのか?」と主担当医として自問自答してみるだけで、初期研修としては大きな意味を持つと我々は考えています。

研修医はCPCの司会を担当し、まとめを作製します。


4

病院の特徴を反映した研修の特徴

当院は296床と中規模ですが、地域の中核を担う急性期二次救急病院です。但しICUは未設置で最先端高度医療機器(ダビンチ、超音波砕石装置等)は未導入です。コモンディジーズのプライマリーケアが中心ですが、院内全体を互いに見渡しながら仕事をしています。お互いに気軽に相談でき、事務、看護、検査など、できることはすぐに動くフットワークの軽さは大病院とは異なり快適です。当院で2年間の初期研修をされる方(毎年二名)の卒業大学はさまざまですが、別に東京医科歯科大学、山梨大学のたすき掛け研修で1年目の研修医が五-六名参加されます

都心に位置する利点‐大学との関連も多岐にわたります

三次救急対象疾患と判断すれば、近隣の病院へお願いすることは日常的です。研修医は当院内で対応できるかどうかの判断がつくようになれば十分です。専門外来は東京医科歯科大学から、循環器、内分泌、膠原病、整形外科脊椎班、東京医科大学から感染症の専門家の支援が毎週あり、居ながらにして専門領域へのアクセスが可能です。内科、外科、整形外科、麻酔科、精神神経科、小児科、脳神経外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、放射線科、病理診断科の医師の大部分は東京医科歯科大学の各医局に所属しています。初期研修終了後の進路を探す場合には、初期研修で有名な大病院にいるよりも、相談しやすい面があるかもしれません。学会、研究会、勉強会は東京では頻繁にひらかれており、知識を得るにも地方では考えられない恵まれた立地です。

経験を発信することも応援します

研修医の間に学会で症例報告をし、少なくとも一回は論文としてまとめることをめざして皆で支援します。病理解剖は比較的多く( 2018年実績 24体、剖検率 18.6%)、病理を含めた症例報告は他院に比してチャンスに恵まれています。また神経病理に興味があれば、院内の脳神経研究室の標本(約350例)を顕微鏡でみることはいつでも可能です。研修医のときに興味をもって開始した神経病理の研究を英文論文の筆頭著者としてまとめた方もおられます。臨床研修に支障が無い範囲であれば、こうした研究活動も支援します。

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5

—求む! ごくあたりまえの医師—

当院は都心に位置しますが、二次救急 296床の病院で、全ての設備、専門家が院内に揃った人気研修病院に比べれば見劣りする様にみえるかもしれません。しかし当院のめざす初期研修はコモンディジーズを病歴と身体所見から的確に診断に結びつけ、主治医感、責任感をもって、一人一人の患者さんを退院まで一貫して親身にお世話するという、ごくあたりまえの医師像です。最先端の設備や細分化された専門家の存在は研修に必須ではありません。もし不幸にして亡くなられた場合は、お看取り、病理解剖、CPCまでおこない医療をふりかえる機会も豊富です。
当院はこうしたごくあたりまえの診療を通じて皆さんの研修のお役にたつことをめざしています。それを利用して良い研修を実現するのは病院でなく、実は皆さんご自身です。そうして培った「中野総合力」は皆さんが研修を終わって医師として活躍するときに大きな力を発揮してくれるものと信じます。皆さんの身についた「中野総合力」とそのDNAが皆さんの後輩へと引き継がれていくようになったとき、当院の初期研修はようやく実を結んだことになるはずです。(コンテンツ 1~5 文責 内原 俊記)

6

医師の勉強は一生続く

内科の研修について

血液内科部長/臨床研修担当部長
秋山 秀樹

米国内科専門医
米国血液内科専門医
日本内科学会内科指導医
日本血液学会血液専門医

受け持ち患者さん―患者さんから学べ―

Observe, record, tabulate, communicate. Use your five senses. Learn to see, learn to hear, learn to feel, learn to smell, and know that by practice alone you can become expert.

救急外来、あるいは新患外来などで受け持った患者が入院となった時点でその担当医となります。上級医(主治医)には患者の疾患に応じて専門分野の医師が割り振られ、その医師とともに退院まで受け持つこととなります。日ごろ複数の上級医と連携しなければならないという問題はありますが、短期間でいろいろな疾患を経験できるメリットもあります。
上級医により、また疾患により、指導の方法も異なり、24時間、手取り足取りの指導は行われていません

朝会(8:00-8:45 AM)
―知識が血となり肉となるように―

He who studies medicine without books sails an uncharted sea, but he who studies medicine without patients does not go to sea at all.

日常業務で経験をつむ一方、朝の会では頭を使う訓練をしています。症例を使う会では、症例のプレゼンを通して、鑑別診断を検討しています。さらに年の後半では対応、治療に話を広げるようにしています。朝会では知識を得るための座学のようなものは行いません。知識はそれぞれが個別に調べ、頭に入れることとしており、朝会ではその知識をいかに使い、自分の血とし、肉としていくかというプロセスのためのヒントを得る場と考えています。時期にもよりますが、神経内科、循環器内科の医師も同席してコメントを頂くのみならず、必要あればベッドサイドに出かけて検討することもあります。
また、週に一度、NEJMのCPCを読むようにしていますが、これは医学英語の「音」を勉強するためのもので、発音を重視しています。日本語英語のために、聞いてもわからない、言ってもわかってもらえない事が少しでも減るようにというのがその目的です。

内科講義(水曜 17:00- )
―知識は自分で学ぶもの―

週に一回、30-45分ほど使って、座学での講義を各科の医師が行います。内容はさまざまですが、臨床に基づいたものとなります。
The practice of medicine is an art, based on science.
お互い、がんばりましょう

2019年度研修医

7

常に広く(総合内科)、時に深く(脳神経内科)

脳神経内科部長/脳卒中科部長
融 衆太

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本神経学会代議員
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
中野区認知症アドバイザー医制度運営委員会委員
認知症サポート医
メッセージ 『実力をつけたいと思う先生たちを、全力で応援します!』
脳神経内科部長/脳卒中科部長 融 衆太:
常に広く-Common diseaseをたくさん診よう-:当院は地域に密着した急性期病院です。身近にいて何でも診てくれるプライマリー・ケア医としての役割も担います。外来、救急外来に来られる患者さんの多くは、肺炎、腹痛、発熱など日常的に高頻度で遭遇する疾患です。このような患者さんを断らずに受け入れているので、様々な問題に、自信をもって対応できるようになります。それを可能にしているのは、subspecialty間の垣根の低い当院内科の体制です。症例ごとに指導医がつき一緒に担当しますが、それ以外の専門領域の意見も気軽に聞けるので、多角的に学んでいくことができます。

時に深く-気づきを深めよう-:こうした様々の患者さんの中に、典型例には認めない症状や所見を見出すことがあります。それに気づき、詳細を明らかにして対処するのが臨床ですが、新知見として学会や論文発表につなげる努力もしています。こうした例は大学などの大病院に集まっている訳ではなく、当院の現場にもあふれています。それを洞察できる臨床力を磨くだけでは不十分で、発表するまでが研修の目標と位置付けています。
研修医2年目 川畑 有紗(内科系志望):
1年目で6か月間(担当60例, 担当患者6-10人/日)、2年目に6か月間研修する内科では月5回の当直、日勤帯の救急当番でファーストタッチした患者さんを退院まで担当します。特に脳神経内科は専門医数・症例数が多く、都内市中病院の中でも群を抜いて様々な疾患を経験できるので、脳神経内科志望の研修医が毎年在籍しています。内科では各専門分野を細分化せず、内科全般として研修しますが、各診療科の風通しが非常に良い当院だからこそ、1人の患者さんから横断的に数多くを学ぶことができ、内科専門医試験で求められる広い領域をカバーできます。またご高齢の患者さんを対応する機会が多い当院では、3年目以降にどの診療科を選択しても必要な内科の総合力を養うことができます。当院は2次救急病院でありICUも無い為、大学病院で診療するような最重症症例に出会うことは少ないですが、一般的な重症例を担当することは多々あります。また平日休日問わず担当患者さんのお看取りの際に立ち会うことを研修目標の一つにするなど、誠実さを大切にする院内の雰囲気も感じ取れます。担当医としての責任感と自発性を重んじながら、決して忙しすぎない当院の内科研修は、都心で自分のペースを崩さずに研修を行いたい方におすすめです。
研修ローテーション
1年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
外科 麻酔科 内科
2年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 麻酔科 放射線科 内科 皮膚科 精神科 地域 内科

目指そう! 患者さんの一生に寄り添える医師

腎臓内科部長
野田 裕美

日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
日本腎臓学会評議員・腎臓専門医・指導医
メッセージ 『 たくさん経験して、患者さんに寄り添える医師になれるように
       頑張ってください。』

腎臓内科部長 野田 裕美:
当院の腎臓内科は7名(専門医4名、指導医3名)と中規模病院にしては大所帯で指導体制も充実しております。また年間入院症例数は735名と十分な症例経験を踏むことができます。また近隣に人工透析クリニック(45床、透析患者132人)を併設しており、腎不全の方をただ透析クリニックに紹介するだけではなく、透析導入後の経過も十分にみることが可能です。透析患者さんは合併症により何度も入退院を繰り返すことも多く、患者さんの一生に寄り添うことができます。
腎疾患から総合内科に拡がる当院の診療スタイルは、バランスのとれた専門医を育成するのに最適です。当院で初期研修を終えた穂坂先生が、我々のチームに加わったことは画期的で、今後臨床だけでなく研究へも繋がる場を当院で作れればと思います。
専攻医1年目(卒後3年目) 穂坂 伸吾:
救急病院である当院に救急科はなく、救急専任の研修期間もないのは意外でした。しかし、救急科で初期治療が開始された患者さんを入院担当として引き継ぐのではなく、自分が救急当番等でファーストタッチした患者さんを初期治療~入院~退院、時に看取りまでお世話する体制は、むしろ研修には良いと思うようになりました。いつでも内科、外科の専門医に相談しながら、様々な経験を積むのですが、私の場合は2年間で内科114例の退院サマリ―をまとめ、総合内科専門医の症例数を稼いでいます。3年目以降の専門研修先もいろいろと迷いましたが、総合内科的な経験を更に積みながら、専門研修へつなげられる当院の中で腎臓内科を選びました。院内で腎生検、透析導入、維持透析が完結した中で、その合併症まで総合的に診れる当院で腎臓内科医として、精進したいと思います。
研修ローテーション
1年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 外科 麻酔科
2年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 放射線科 耳鼻科 皮膚科 精神科 眼科 内科 放射線科 地域 内科

中野での研修を外科医を目指すキッカケにしましょう

副院長/外科部長
大野 玲

日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
日本癌治療認定医機構暫定教育医
マンモグラフィー読影試験成績認定
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本乳癌学会認定医

メッセージ『市中病院の外科医の動きをよく観察してください。
     そして困っている患者さんの為に、一緒に働きましょう。』
副院長/外科部長 大野 玲:
6名の常勤外科医のうち5名が日本外科学会専門医で、年間 約600例(2019年度NCD実績より)の手術をこなしています。常勤医の内4名が内視鏡外科技術認定医を取得しており、ローテーションの先生にも、技術認定医の資格取得の機会が得られます。ICUや循環器外科は院内になく、対象例は近隣への紹介となりますが、それ以外の消化器、呼吸器、乳腺をひろくカバーする総合的な一般外科で、予定手術に加え緊急手術に迅速に対応しています。また、消化器内視鏡の処置も主に外科医が行なっています。必修の2ヶ月の外科研修は、これらの手術の助手や術前、術後の病棟業務が中心です。そのおわりには腹腔鏡下虫垂切除術を術者として担当してもらい、外科研修の総括としています。細分化した外科領域が集まる大病院での研修とは異なり、当院の外科研修は手先と身体を動かす仕事を毎日こなすことが好きな人向けの研修で、希望すればより多くの手技の機会も得られます。
研修医2年目 佐治 ひな子(外科系志望):
たくさんの手術例を比較的少数の外科医の先生方がテキパキとこなしている現場で、そのチームの一員として、様々な手術に接することができます。指導医との回診は毎日で包帯交換、中心静脈のカテーテル挿入、化学療法のポート穿刺などをしながら、立ち会った手術後の変化を直接感じるのは、内科とは異なる経験です。腹腔鏡手術では、研修医がカメラを持ち、手術の流れを把握して次はどこを見るのか自分で考えながら積極的に参加できます。研修の最後には術者として腹腔鏡下虫垂切除術を執刀する機会が与えられ、外科医としての達成感も体験できます。その手術を支える麻酔科の研修は3カ月間で、100例の全身麻酔と導入時の気管内挿管、20例の脊髄麻酔を経験できます。
研修ローテーション
1年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 麻酔科 外科
2年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 放射線科 内科 産婦人科 地域 泌尿器科 内科