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~新渡戸記念の~              『言葉の院外処方箋』 樋野興夫センター長


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「言葉の院外処方箋」

第388回
『医師は生涯書生である』 〜 『人生の修練』 〜

2026年2月25日 筆者は順天堂大学に寄り、新渡戸稲造記念センター長を務める新渡戸記念中野総合病院での『第552回内科CPC(Clinico - Pathological Conference)』に出席した。 誠実なスタッフの準備の姿には、大いに感動した。 今回の司会は『新渡戸記念中野総合病院 臨床研修医』、 臨床提示は『新渡戸記念中野総合病院循環器内科部長)』、 病理提示は『東京科学大学疾患バイオリソースセンター助教』、終わりの挨拶は『北川昌伸医師(新渡戸記念中野総合病院病理診断科部長)』であった。 大いに勉強になった。

【CPCとは,症例の診療に関与した臨床医と病理解剖に関与した病理医を中心として,剖検例の肉眼的,顕微鏡的病理所見と臨床所見との関連について 双方の立場から意見交換をし,詳細な病態および死因の解明に向けて 検討を行うものである】とHPには紹介されている。 筆者にとっては、CPCは癌研時代から病理医の原点である。 毎日 顕微鏡で細胞を診て、病理組織診断と病理解剖に専念したものである。 『医師は生涯書生である』の修練の場でもある。

『がん細胞の病理』と『人間社会の病理』の類似性が、2001年の『がん哲学』の提唱の原点である。 つまり、【『がんは生物学の法則』+『哲学は人間学の法則』=『がん哲学』】である。『哲学が心の支え』となろう。 そして、2008年 順天堂大学病院で【『病気』であっても『病人』ではない社会の構築】を目指して『がん哲学外来』が開設された。『病理医としての不思議な人生の流れ』である。

2019年3月 順天堂大学病理・腫瘍学教授を定年退職して名誉教授を拝命した翌月、『新渡戸稲造記念センター』が設立された。 【『新渡戸稲造記念センター』は、東京医療利用組合(現・東京医療生活協同組合)の初代組合長(理事長)である新渡戸稲造(1862-1933)博士の志(こころざし)を 日本の国内外へ広め、実践する拠点となります。 そして『がん哲学外来 in 新渡戸稲造記念センター』が開設される運びとなった。】と謳われている。 歴史的邂逅を実感する日々である。
2月26日は、 千葉県柏地域医療連携センターでの『柏がん哲学外来』(担当は『がん哲学外来あびこカフェ』代表でもある中野綾子氏)に赴く。 今回、既に3組の個人面談の予約が入っているとのことである。『役割意識 と 使命感 = 自分の力が 人に役に立つと思うときは 進んでやれ』の実践である。

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