栄養科
概要・特徴
入院中の患者様に医師の指示の下、疾病の治癒や回復を図るよう食事療養を行っております。 お食事は栄養面や形態面だけではなく、安全面や衛生面にも配慮しております。 慢性疾患や回復期などにおける栄養食事相談は、日常生活で活かせる内容となるよう配慮しております。栄養科は診療技術部門に属し、管理栄養士6名、栄養士4名、調理師6名の「食」に関する有資格者が、他部門との連携も図りながら、食事を提供し食事療養を行っております。また盛り付け、配膳、洗浄作業等は一部委託としております。
食事サービス
例)身体上、箸やスプーンが上手に使用できない方には、おにぎりでの対応や歯の状態が悪い方には、料理を細かく刻み対応しております。
常食
分粥食
ペースト食
食事時間
- 朝食は8時00分、昼食は12時00分、夕食は18時00分です。
- 消化器疾患や治療上必要とあれば、10時00分、15時30分に軽食の間食を提供しております。
- 検査などで食事が遅くなる場合は、軽食をサービスにて提供する場合もあります。
チーム医療
- NST(栄養サポートチーム)や褥瘡回診などチーム医療に参加し、他部署と連携しながら患者様のQOL(生活の質)の向上に努めております。
- 糖尿病透析予防指導を医師・看護師と連携しながら水曜日と金曜日の午後に行っております。
栄養食事相談
- 糖尿病、腎臓病、脂質異常症、高血圧症、心臓病、腎臓病、消化器系疾患など様々な疾病に対し、医師の指示のもと、予約制で入院と外来の食事相談を個別で行い日常生活で活かせるセルフコントロールを支援しております。
- 急を要する場合は予約なしでも受けられるよう配慮しております。
- 食事療法のペースが掴めるまで、定期的なフォローアップを基本としております。
その他
- 日本栄養士会、日本病態栄養学会、日本静脈経腸栄養学会を始め、各学会や研修会、セミナー、調理講習会に参加し、管理栄養士、栄養士、調理師のスキルアップに繋げております。
- また、院外では「中野区栄養士研究会」「栄養を考える会in中野」に参加し、他施設の医師や各スタッフと積極的に情報交換を行なっております。
- 後進の指導も重要な役割と考え、栄養士を養成する大学・短期大学・専門学校等(2022年度では2校)から臨地実習生を受け入れております。