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放射線科



放射線科は現在、3名の常勤医と3名の非常勤医で、院内の画像診断業務、IVR(画像誘導下での体内局所治療)に携わっております。常勤医は2名が日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本医学放射線学会研修指導医、検診マンモグラフィ読影認定医で、非常勤医は日本医学放射線学会放射線診断専門医です。

放射線科の診療

放射線科で扱う検査は、CT(年間約12000件)やMRI(年間約4000件)、超音波、マンモグラフィー、透視・・と多岐に渡りますが、いずれも現代医療では欠かせない、診断の根幹を担う要素となっています。診断機器としては、64列の検出器と高容量のX線管球を備えたマルチスライスCT、EPIやパラレルイメージングなどの高速撮影の可能な1.5Tの高磁場MRI、フルデジタル・フルハーモニックのカラードップラー超音波診断装置、ステレオ下生検(マンモトーム)の可能な乳房X線撮影装置等、最新鋭のものが設置されています。
我々は適切な検査を行い、得られた所見を正確に記載し、的確な診断をつけて主治医に報告することを仕事としております。今やCTもMRIも単なる「輪切り像」ではなく、人体の様々な方向の断面像や3次元の立体画像が作成可能となりました。その代わりに扱う画像の枚数は膨大なものとなり、我々の仕事量は格段に増えてきているのが現状です。
また、画像診断の他にIVRにも携わっており、これはカテーテル治療あるいは血管内治療と呼ばれることもありますが、肝臓癌の動注・塞栓術や動脈瘤の塞栓、急性膵炎の動注、膿瘍の排膿などを各科の依頼・協力のもとに行っており、局所麻酔のみで迅速かつ非侵襲的に行えるため、従来の外科的な手技に比べ患者様への負担は小さくなっています。比較的新しい治療法であるため、近年飛躍的に適応が拡大しており、日進月歩で進化を遂げている治療法と言えます。
放射線科の受診に関してですが、当科では読影業務を主体としているため、外来を開設しておりません。患者さんには該当する診療科を受診していただいた上で、主治医を通して当科に検査が依頼される流れとなっております。なお、他の医療機関からの紹介に関しましては、直接放射線科受診とさせていただいております。ご了承のほどよろしくお願いいたします。 患者さんには、できるだけ待ち時間がないように業務の効率化を図り、乳房のX線撮影やエコーには女性技師を担当させていただいております。
患者様と直接対面する機会はあまりないかと思いますが、これからも当院の画像診断・IVRを支えてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


スタッフ紹介

手塚 幹生 Mikio Tezuka
放射線科部長、医学博士、東京医科歯科大学臨床教授
専門医等 日本医学放射線学会放射線科専門医
検診マンモグラフィ読影認定医
伊奈 宏泰 Hiroyasu Ina
放射線科臨床部長、医学博士、東京医科歯科大学臨床教授
専門医等 日本医学放射線学会放射線科専門医
検診マンモグラフィ読影認定医
佐藤 有紗 Arisa Sato