グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  診療科・部門紹介 >  診療科 >  婦人科

婦人科



外来受付時間表

外来診療体制表

概要・特徴

女性のライフサイクル(思春期・性成熟期・更年期・老年期)に合わせた、それぞれのニーズに対応すべくきめ細かい診療を日頃より心がけております。
従来の外来検査や手術に加えて、侵襲の少ない腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術(TCR)も積極的に行い、患者様の早期社会復帰に貢献できるように日々研鑚しております。

婦人科の検査

  • 超音波検査やMRI等による腹腔内病変(子宮腫瘍・卵巣腫瘍等)の観察・診断。
  • コルポスコープによる子宮腟部びらん(上皮内癌・異形成)の観察・診断・生検。
  • 子宮鏡検査での直視下の子宮内腔病変(子宮筋腫・ポリープ・構造異常・悪性疾患など)の観察・診断。
  • ホルモン検査・骨塩定量など

手術について

  • 良性腫瘍の開腹手術、子宮脱、円錐切除術等の腟式手術。
  • 腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術による侵襲の少ない手術。

腹腔鏡下手術とは

腹腔鏡下手術は全身麻酔のもと、臍下、下腹部に小切開を加え、腹腔鏡で腹腔内をモニターに写しながら行う手術で、通常の開腹手術に比べ侵襲性が少なく術後の回復が早いため入院期間が開腹手術の約半分(約7日間)と短くてすみます。
美容面でも創部が目立たず、小切開の数も少ない数で行う努力をしています。
手術中癒着が強く手術操作不能時には開腹手術に切り替える場合もありますが、大部分の方が予定通りの手術を受けられ、早期退院をされています。

[対象疾患]
  • 良性卵巣腫瘍(デルモイド、チョコレート嚢腫等)→腫瘍核出術
  • 子宮筋腫→筋腫核出術
病状により最初から開腹術をお勧めする場合もありますが、できるだけご本人の希望に添えるよう検討していきますので外来担当医にお気軽にご相談ください。

子宮鏡下手術とは

子宮鏡下手術は子宮鏡のうち直径がやや大きい1cm位の硬性鏡(レゼクトスコープ)を使用します。
経頚管的切除術(TCR)と呼ばれており、子宮頚管をあらかじめ拡げておいて、麻酔をかけ手術室で行います。子宮の中に滅菌された液体を入れ、子宮をふくらませながら子宮鏡の先の電気メスで病巣を切除・癒着の剥離・止血等をテレビ画面を見ながら安全に行う手術です。子宮鏡検査で粘膜下筋腫・内膜ポリープ・子宮内膜過形成などが認められた場合、また月経過多にて貧血が認められた場合などにおいて、悪性でないことを確認の上、可能な限り経頚管的切除術(TCR)を施行し、子宮温存を心掛けています。身体への侵襲が少ない手術(お腹に傷ができない・手術後の痛みが軽い)ですので、入院は2日程度です。

スタッフ紹介

舟山 仁 Hitoshi Funayama
婦人科部長、医学博士
専門医等 日本産婦人科学会産婦人科専門医
日本抗加齢医学会専門医
廣瀬 穂 Minori Hirose
婦人科医長
専門医等 日本産婦人科学会産婦人科専門医
日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医